よりあひしゆのなひたんの事
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一、 天下の御大事は、なひたんの、 きしやう ありといふとも らつきよのたんは 武重かしょぞんに おとしつくべし
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一、 天下の御大事は、なひたんの、 きしやう ありといふとも らつきよのたんは 武重かしょぞんに おとしつくべし
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一、 こくむのせいたうは、 なひたんのきを しようすべし、 武重 すぐれたるきを いたすといふとも くわんれいいけの ないたんしゆ 一とうせずば、 武重かきをすてらるべし
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一、 なひたんしゆ一とうして、 きくちの こをりにおひて、 かたくはたを きんせいしやまをしようして もしやうのきをまし かもんしやうほうと ともに りうげの あかつきにおよばんことを ねんくわんすべし、
つつしんで はちまん大ぼさつのみようしようを あほぎたてまつる
一、 こくむのせいたうは、 なひたんのきを しようすべし、 武重 すぐれたるきを いたすといふとも くわんれいいけの ないたんしゆ 一とうせずば、 武重かきをすてらるべし
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一、 なひたんしゆ一とうして、 きくちの こをりにおひて、 かたくはたを きんせいしやまをしようして もしやうのきをまし かもんしやうほうと ともに りうげの あかつきにおよばんことを ねんくわんすべし、
つつしんで はちまん大ぼさつのみようしようを あほぎたてまつる
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えんげん三年七月二十五日 ふちわらの武重(血判)